あなたの笑顔と健康のために臨床検査技師(検査のプロ)が医療に関することをお届けいたします

平成30年11月25日(日)~12月1日(土)って何の日?

2018/11/20
 
スポンサーリンク
スポンサーリンク スポンサーリンク
この記事を書いている人 - WRITER -
あなたの笑顔と健康のため検査のプロがお届けしています。 このブログは、医師・看護師・管理栄養士・診療放射線技師などから助言をいただきながら運営しています。
詳しいプロフィールはこちら

平成30年11月25日(日)~12月1日(土)の1週間は、平成30年度「医療安全推進週間」です。

この期間に限らず、常に医療機関は医療安全に取り組んでいますが、特にこの期間は、全国の医療機関などで医療安全の推進を行っています。

病院には 「医療安全管理部」という部署がある!!

病院には、「医療安全管理部」という部署があるのを皆さんは聞いたことがありますか?(医療機関によって名称が変わります)

一言でいうと、医療の安全管理にかかわる対応や予防・啓発活動の推進に関する部門です。

病院における「安全」とはどんなことを指すのでしょうか?

「安全」を管理するということは、「安全」の反対である「 危険」を管理することと言い換えることができます。

「危険」を表すリスクとハザードという言葉の違いは?

それでは、危険を意味するrisk(リスク )とhazard(ハザード )について考えてみましょう。

risk(リスク)は何かの行為を行う際に、害が及ぶ可能性があるということを表します。つまり、能動的行為に伴う「危険」を意味しています。

hazard(ハザード )は、「予期せぬ危険・偶然に起こる危険」を意味します。 また、危険を引き起こすもの[状況・原因]という意味でも使います。

医療現場での実際では?

医療現場でのリスクとハザードとの関係は、『環境リスク学』で有名な中西準子先生によれば、 リスクとは「どうしても避けがたいこと」が起こる確率であり、「良くないことが起きる可能性」と「その良くない出来事の重大さ」の2つの要素の組み合わせとしています。

スポンサーリンク

 

それで、有害物質を例にとれば、そのリスクは以下の2つの要素「良くないことが起きる可能性=暴露(摂取・遭遇 )」「その良くない出来事の重大さ=ハザード(毒性・有害性の強さ) の組み合わせで決められるということになります。

つまり、リスク=ハザード(毒性の強さ)x暴露(摂取量) で表せます。 ですから、強いハザード(毒性)であっても摂取量を減らせればリスクは小さくすることができます。

病院でのリスク管理は?

病院では、毒物だけでなく、 危険を引き起こす状況や原因が沢山あり、いろんな「危険の素」をまとめてハザードと呼びます。 病院が持っているハザードは決して「0」にはなりません。

しかし避けることはでき、暴露(摂取)や遭遇を回避すれば、そのリスクを限りなく軽減することができるはずです。

ですから、リスクを管理すると言うことは、事前にハザードをよく検討し、可能な限り「ハザード」に遭遇しないように、近づかないようにすることが重要です。

その為には、市町村で発行しているようなハザードマップとは意味合いは違いますが、院内の「ハザードマップ」作りが必要になりますし、実際に取り組んでいるところです。

しかし、不幸にして、「リスク」が発生した場合は、その経験を教訓にして、次はどういう場合に発生しやすいかを予測して、回避方法をよく検討することが大切であると思われます。

終わりに

以前から、 病院で発生する 「リスク」を、 職員1人1人や患者さんからの報告によって知り、どのように暴露したかの情報を集め、「リスク」低減の対策を検討し、 現場にフィードバックし取り組んでいます。

この記事を書いている人 - WRITER -
あなたの笑顔と健康のため検査のプロがお届けしています。 このブログは、医師・看護師・管理栄養士・診療放射線技師などから助言をいただきながら運営しています。
詳しいプロフィールはこちら

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 笑顔と健康の架け橋 , 2018 All Rights Reserved.