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時間内受診と時間外受診では最大2.3倍支払いが多くなる!

2018/08/28
 
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夜間や休日に発熱したりお腹が痛くなったりして、具合が悪くなることは誰にでもあることです。

そんな時には、病院に行って診察を受けることになると思いますが、平日の時間内に受診するのと深夜に受診した時とでは、初診料だけでも1,440円も多く支払いをしないといけないことをご存知でしょうか?

初診料は曜日や時間帯で違う

まず、医療機関では何をしても「点数」で計算されますが、分かりやすくするため「円」で表示します。ちなみに1点は10円になります。

平日時間内の初診料は、2,820円です。これが、18時から22時までと6時から8時までは5,120円になり、22時から6時までだと7,620円になります。

さらに休日になると休日加算になりますので、5,320円になり、深夜帯は7,620円でかわりません。

以上のように平日時間内と深夜帯で支払う金額を3割負担で計算すると、平日時間内は846円、深夜帯は2,286円になり、その差は1,440円になります。

時間外に検査を行うと加算される

時間外では、上記の初診料の他に検査を行った場合には「時間外緊急院内検査加算」2000円、レントゲン検査を行うと「時間外緊急院内画像診断加算」1,100円が加算されます。

もし、深夜に受診して血液検査とレントゲン撮影をした場合には余分に3100円が加算され、3割負担で計算すると930円になります。

つまり、深夜帯では初診料差額1,440円+検査加算930円=2,370円多く支払うことになります。

時間外の勤務体制について

それに、病院の夜間や休日の勤務体制についてご存知でしょうか?

これは、すべての病院に当てはまるわけではありませんが、普通一般的な二次救急病院と呼ばれる医療機関では、医師2名と看護師2名、診療放射線技師1名、臨床検査技師1名、薬剤師1名の体制だと思います。

違う体制の医療機関もありますが、大体このような勤務体制だと思われます。

夜間や休日には詳しい検査はできない?

夜間や休日には、よほどのことがない限り詳しい検査はできません。

上記のようにマンパワーの問題が一番ですが、時間外ではあくまでも応急的な診察と処置と思っていただいたほうがよいと思います。また、お薬にしても何日分もいただけません。

さらに、重症患者さんが来院されると待ち時間も多くなります。

どうして応急処置なのか?

夜間や休日には医師2名体制といいましたが、その内訳は内科系1名と外科系1名の医師になります。何度のいいますが、違うところもあります。

内科系?外科系?系?って何?ということになりますが、内科と呼ばれるものには、循環器・消化器・呼吸器・腎臓内科・感染症内科・血液内科などがあります。

外科では、整形外科・脳外科・形成外科・外科・婦人科などが含まれます。

夜間や休日には交代でこれらの医師が勤務したり、大学からアルバイトの医師が応援に来て診察をします。

たとえば、循環器の医師はお腹の詳しい診察や検査はできません。整形外科の医師は、頭を詳しく診ることはできません。と考えていただいたほうがよいかと思います。

皆さんは、医師だと何でも診れると思っていませんか?そんなことはありません。

医師は、専門領域に分かれていて専門外の領域は詳しくないのです。そのため、応急的な診察や処置を行って翌日の時間内に再来院してもらうのが一般的な流れだと思います。

応急処置だけではダメな重症患者さんの場合には

応急的な診察や処置だけではダメな重症患者さんが来た場合にはどうするのかということになりますが、そんな場合にはその領域の専門医に連絡する体制が整えられているのが一般的です。

しかし、患者さんから専門の先生を呼んでとか言っても来てくれませんので、そこのところは勘違いしないでください。

可能なだけ時間内に受診するようにしましょう

このように時間外では、専門の医師に診察してもらえないだけでなく、会計で支払う金額も高くなります。

支払うお金が高いということは、保険から医療機関に支払われるお金も多くなるということです。これが、医療費高騰の一因でもあります。

そのため、深夜帯に受診するのであれば準夜帯に、準夜帯に受診するのであれば時間内に受診するのが病院のよい受診の仕方になります。

まとめ

時間外に病院を受診すると、専門医に診察してもらえないばかりか支払うお金も高くなります。

医療費の削減のためにも、急病を除いては時間内に受診するようにしましょう。

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