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痔を放置したらガンになることもある?

 
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恥ずかしいから誰にも相談できない、ましてや病院なんてお尻を診られるからなおさら行けない病気の代表といえば、痔ではないでしょうか?

痔には皆さんもご存知でしょうが、痔核(いぼ痔)・裂孔(切れ痔)・痔瘻(じろう)の3種類があり、日本人の2人に1人は痔で悩んでいると言われています。

この中でも約半数を占める痔核(いぼ痔)の正体は、何なのかご存知でしょうか?

 

ズバリ、痔核の正体(原因)は肛門部の血液の流れが悪くなることで起こります。

今回は、この痔の予防法や治療法にズームインしてみました。

痔核(いぼ痔)とは?

肛門周囲の粘膜の下には多くの血管が集まっていて、肛門を閉じる働きをするクッションのような部分があります。

このクッションが、何らかの原因で肛門に負担をかけると大きくなったり、出血したりして症状が現れます。

症状について

症状は何と言っても排便時での出血です。その他にも便がスッキリ出ないや肛門周囲の違和感、イボが触れるなどがあります。

治療について

治療は、症状が軽いうちに受診すれば飲み薬や塗り薬で完治することも多いですが、進行してしまうと手術をしない限り良くなりません。

また、出血を伴う場合には大腸癌などの大きな病気が潜んでいることもあるため、自己判断せずに早めの受診をしてください。

ジオン注(ALTA療法)について

昔は飲み薬や塗り薬で良くならない場合には、切除による手術が行われていましたが、ジオン注(ALTA療法)が登場してからは飲み薬や塗り薬で良くならないが手術するまでもないような場合に注射で治療ができるようになりました。

これは、痔の痛くない箇所に注射することで痔に流れ込む血液の量を減少させて、痔自体を硬く小さくして治す方法です。

利点は、入院期間が短くて手術に比べて痛みや出血が少なくてすみますので、仕事への復帰が早く出来ます。

予防方法について

予防のポイントは、何といっても血流を良くすることです。排便時にはいきみすぎず、5分ぐらいを目安にすること、便秘や下痢にならないようにすること、同じ姿勢を長く続けないこと、湯船にゆっくりつかることです。

いきみすぎると肛門の血流が悪くなり、痔になったり痔を悪化させたりします。また、同じ姿勢で仕事などをする場合には2時間に1回程度のストレッチをお勧めいたします。

それに、肛門部を温めると血流が改善して痔の症状が軽減されたり、痔になりにくくします。

裂孔について

裂孔とは、いわゆる切れ痔のことです。便秘で便が硬かったり、いきみすぎると肛門部分に傷ができて痛みや出血をしたりします。

治療方法は一般的に自然治癒で良いですが、肛門部分を清潔に保つことがポイントになります。一番注意していただきたいのが、切れた傷から細菌が入り込んで化膿したりすることです。

そのため、治りが遅い場合には市販の塗り薬を使ってみても良いと思いますが、購入の際には薬剤師に相談してください。

いずれにしても、切れ痔だからと安易に考えないで早めの受診が一番良いと思います。

また、切れ痔は便秘がちの女性に多く見られ、再発することもしばしばありますし、下痢で何回もトイレに行ったりすると切れ痔になることもあります。

そのため、水分を多めに摂って便を柔らかくすることが大切ですし、何より便秘にならないように普段から野菜などの食物繊維を多く摂ることも重要です。

痔瘻(じろう)について

肛門にある小さな穴(肛門陰窩:こうもんいんか)から細菌が入り込んで炎症を起こして慢性化した状態です。

症状としては、排便以外での痛みや不快感、異物感があることです。最悪の場合には、痔瘻根治手術を行うこともあります。また、この痔瘻(じろう)は放置するとガンになることもあるため注意が必要です。

予防法としては、やはり肛門を清潔にすることですが、変だと思ったら早めの受診が一番の治療方法です。

まとめ

痔疾患には、痔核・裂孔・痔瘻の3種類があります。予防は便秘や下痢にならないようにして、常に肛門を清潔に保つことが大切です。

また、痔に隠された病気もありますので、自己判断しない、恥ずかしがらないで早めに受診して治療することをお勧めいたします。

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