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子宮を摘出すると更年期障害になる?という誤解

2018/11/09
 
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女性ホルモンについて

女性ホルモンは、女性らしさをつくったり 子宮や乳腺に作用し たりするだけではありません。 皮膚や髪、骨など広い臓器を標的としているホ ルモンです。

女性ホルモンのほとんどは卵巣から分泌されます。卵巣は子宮の横に存在する臓器で、ホルモンを出すだけではなく、卵胞を育てて、排卵するという仕事もし ていま す。

その卵巣がだいたい50歳 ぐらいで寿命が尽きて しまいます。そのため、月経(生 理)が止まり 、 閉経するのです。

一般の方の多くが誤解している?

子宮筋腫などでやむを得ず、子宮を全て摘出しないといけなくなった患者さんがいま す。

一般の方が誤解しているのが、子宮を摘出すると 、「 肩こり。 イライラだの更年期障害が出る」 とか「 毛が濃くなったりして男性みたいになる」 と思われることです。

子宮を摘出しても卵巣が残れば、ほとんどホル モン量に変化はありません。反対に卵巣を両側とも摘出すれば、子宮があっても閉経し 、更年期となってしまいます。

卵巣の寿命はどこで分かるの?

では、卵巣の寿命はどのようにわかるのでしょ う か ?

一般的にホルモン欠落症状の代表が、のぼせや発汗が主体の血管運動性症状です。暑くもないのに急に発作的に汗をかくといった症状です。但し 、更年期の症状はこれだけではありません。

更年期には、その年齢層の社会的・環境的因子も関与しており、人間の全ての起こりうる症状が、更年期には起こることができるという先生もいま す。

社会的要素を省いても、このことは女性ホルモンがいかに体にとって重要な役割をしているということを反映していると思います。

日本人の平均閉経年齢は50.5歳であり、その前後5年間は女性ホルモン低下の要注意期間です。 かなり個人差がありますが、その期間を中心に何らかの体調の変化が起こることは間違いありません。

終わりに

最後に、年齢的に更年期だから仕方がないとか、多分この症状だから更年期だとか、自己判断してしまっていないでしょうか?

更年期以外に他の原因がないかどうかも重要なことなので、 日ごろ体調が優れない日が増えた方は、婦人科でなくて良いので、かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか?

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