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認定輸血検査技師受験の対策法ついて

2018/08/15
 
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認定輸血検査技師という認定資格をご存知でしょうか?この認定輸血検査技師のことは医療関係者でも知らない人がいますので、一般の方は100%知らないと思います。

 

この認定輸血検査技師は、

輸血は移植の一種と考えられているように、種々の副作用・合併症を伴い易く、輸血治療を行うには深い知識、的確な判断力と技術が要求されます。輸血に関する正しい知識と的確な輸血検査により、輸血の安全性の向上に寄与することのできる技師の育成を目的としています。

 

認定輸血検査技師制度協議会が、この制度を運営しています。さらに、認定輸血検査技師制度審議会と、カリキュラム委員会、施設選定委員会、資格審査委員会、試験委員会の各委員会が組織されて実務を行っています。
認定輸血検査技師制度協議会は、日本輸血・細胞治療学会、日本臨床検査同学院、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会の4団体から選出された委員により構成されています。

 

この制度によって認定される対象職種は、臨床検査技師です。

 

今回は、この認定輸血検査技師の資格試験を受験される臨床検査技師の皆さんに少しだけ対策と注意点をアドバイスしたいと思います。

1次試験(筆記試験)の勉強方法

当たり前のことですが、とにかく勉強するしかありません。また、どういう勉強をしたら良いのかと言うと、全ての範囲を勉強してください。

  • 認定協議会発行の輸血テキストを声を出して、手あかが付くぐらい何十回も読んでください。そして、目を閉じて開けたページにはどういうことが書かれていると言えたらOKです。
  • 輸血テキストで足らない部分は文献などで勉強してください。
  • 「輸血療法の実施に関する指針」及び「血液製剤の使用指針」を熟読してください。
  • 各ガイドラインを暗記してください。
  • 日本輸血・細胞治療学会HPの「輸血医学教育」の問題を解いて、間違ったところを徹底的に復習してください。また、問題から問題を発展させることも重要です。
  • 時間が許す限り輸血研修会には必ず参加して復習してください。
  • 輸血学会に参加して最新情報を入手して勉強してください。
  • 検査技師仲間から情報(過去問など)を入手して勉強してください。

正直言ってこれだけしても、合否ギリギリだと思います。あとは、いかに頭に入れた知識を最大限に出せるかも大切になってきます。

 

本番の試験では、考える時間や見直す時間をありません。たとえば、1+1=2ですよね。今、考えて2と解答しましたか?していませんよね。このように考えないで即答ができれば完璧です。

 

2次試験(実技試験)の対策について

2次試験では、実技を行いながら問題も解いていかなければいけません。ですので、実技も完璧に行うことが必須となります。

  • 実技方法はいわゆる黒本を完璧にマスターしてください。本番では実施方法が問題に書いていますので、間違えないようによく読んでから実施してください。
  • 不規則抗体同定では、いかに早く完璧に同定できるかが勝負になりますので、普段から練習をしておいてください。
  • 試験管法を含めて、自施設で大勢の人の前で何回も検査・練習をしてください。
  • 実技講習会には毎回参加して、講師に自分の操作方法の悪い箇所を聞くようにしてください。
  • 自施設に認定輸血検査技師がいなければ、あなたのお住まいの県内の認定輸血検査技師と知り合いになりましょう。絶対にあなたの味方になってくれます。

本番での心構えについて

  • 当たり前のことですが、緊張しないようにしてください。
  • 筆記試験もそうですが、実技試験では検体と問題を目の前にして5分ぐらいの待ち時間があります。その時にキョロキョロしないで目をつぶるなりして緊張をほぐしてください。
  • 実技では、堂々と自信を持って検査を行うようにしてください。オドオドしていると試験監督者から目をつけられ必要以上に監視されます。
  • ここだけの話、試験監督者もはっきり言ってすべての受験者のすべてを見ていません。要所要所を試験監督員にアピール(ちゃんと確認していますよ)してください。
  • アピールの仕方は、動作を大きくしてください。

実技試験で加点できるところ?

  • 卓上遠心器は、スタートさせてから15秒、1分で止まるかストップウォッチで必ず確認してください。
  • 試薬や検体を入れる試験管に入れる時には、薄いものから必ず入れるようにしましょう。
  • 試薬や検体を入れる時には、試し滴下を行ってから滴下しましょう。
  • ピペットや試薬、生食は、試験管から離して入れるようにしましょう。
  • 試薬や検体を入れた時には、必ず正確に入っているか試験管たてを持って確認してください。
  • 混和する時には、試験管を2~3本で確実に混和しましょう。試験管たてを持ってカシャカシャしてはいけません。
  • 洗浄や判定の時には、内部のラックを取り出さずに試験管だけを取り出します。
  • 判定の時には、2~3本で判定を行ってください。決して、1本での判定はやめてください。
  • 恒温槽に試験管を浸ける時には、デジタル温度と温度計を持って温度の確認してください。
  • 恒温槽から試験管を取り出す時には、用意されているキムワイプを持って試験管を必ず拭きましょう。
  • 廃棄物などは所定の場所に廃棄しましょう。

おわりに

過去に、何人もの人達が途中で諦めて認定輸血検査技師受験から去っていったのを目の当たりにしています。反対に、10回目で合格した人も知っています。

 

筆記試験は勉強さえしていれば必ず解けますので、自信を持って臨んでください。

 

問題は実技試験ですが、実技試験では魔物がいます。いくら実力があってもこの魔物のために何人もの受験者が犠牲になったことかしれません。緊張するなと言っても緊張すると思いますので、もう開き直ってくださいね。

 

最後に、努力した者だけが必ず報われます。受験者の皆さん、頑張ってください。

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