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誰でもわかる・病院で採血した検査項目の簡単説明

2018/07/09
 
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採血した時の検査項目を、できるだけわかりやすく簡単にまとめてみました。お役に立てれば幸いです。

肝・胆道検査

LDH

・呼び名:にゅうさんだっすいそこうそ

・基準値(単位):124~222(U/l)

・簡単説明:肝臓・心臓・血液の病気などで高くなります。

AST(GOT)

・呼び名:えーえすてぃー

・基準値(単位):13~30(U/I)

・簡単説明:肝臓や心臓の細胞に障害が起こると高くなります。また、飲酒後や激しい運動の後も高くなることがあります。

ALT(GPT)

・呼び名:えーえるてぃー

・基準値(単位):男性・10~42(U/I) 女性・7~23(U/I)

・簡単説明:肝臓の細胞に障害が起こると高くなります。

ΓーGTP

・呼び名:がんまーじーてぃーぴー

・基準値(単位):男性・13~64(U/I) 女性・9~32(U/I)

・簡単説明:肝臓や胆道に障害があると高くなります。また、飲酒によっても高くなります。

CHE

・呼び名:こりんえすてらーぜ

・基準値(単位):男性・240~486(U/I) 女性・201~421(U/I)

・簡単説明:肝臓でのタンパク質を作る能力や栄養状態をあらわします。

T-Bil

・呼び名:そうびりるびん

・基準値(単位):0.4~1.5(mg/dl)

・簡単説明:肝臓の炎症や胆汁の流れが悪い時や血液の病気で高くなります。

D-Bil

・呼び名:ちょくせつびりるびん

・基準値(単位):~0.2(mg/dl)

・簡単説明:肝臓や胆道の病気で高くなります。

アンモニア

・呼び名:あんもにあ

・基準値(単位):~75(μg/dl)

・簡単説明:有害な物質で、体の中にたまると意識障害のなどの原因になります。

ALP

・呼び名:あるかりふぉすふぁたーぜ

・基準値(単位):106~322(U/I)

・簡単説明:肝臓が悪い時・胆汁の流れが悪い時・骨へのガン転移で高くなります。また、成長期の骨の発育にともなって高くなります。

膵臓検査

AMY

呼び名:あみらーぜ

基準値(単位):44~132(U/l)

簡単説明:膵臓や唾液腺の病気で高くなります。

P-AMY

呼び名:ぴーあみらーぜ

基準値(単位):16~52(U/I)

簡単説明:膵臓の病気で高くなります。

LIP

呼び名:りぱーぜ

基準値(単位):13~50(U/I)

簡単説明:膵臓の病気で高くなります。

腎臓検査

BUN

呼び名:にょうそちっそ

基準値(単位):8~20(mg/dl)

簡単説明:体の中にできた老廃物で、腎臓の働きの目安になります。

CRE

呼び名:くれあちにん

基準値(単位):男性・0.65~1.07(mg/dl) 女性・0.46~0.79(mg/dl)

簡単説明:腎臓の働きが悪くなると高くなります。

UA

呼び名:にょうさん

基準値(単位):男性・3.7~7.8(mg/dl) 女性・2.6~5.5(mg/dl)

簡単説明:痛風の時に高くなります。

Na

呼び名:なとりうむ

基準値(単位):138~145(mEq/L)

簡単説明:血液中の塩分量をあらわします。また、体の中の水分量を調節しています。

K

呼び名:かりうむ

基準値(単位):3.6~4.8(mEq/L)

簡単説明:心臓の筋肉の働きを助けています。高くても低くても心臓の筋肉に影響をあたえます。

Cl

呼び名:くろーる

基準値(単位):101~108(mEq/L)

簡単説明:血液中の塩分量をあらわします。また、体の中の水分量を調節しています。

Ca

呼び名:かるしうむ

基準値(単位):8.8~10.1(mg/dl)

簡単説明:血液中のカルシウムの量をあらわします。また、内分泌・骨の代謝異常の目安になります。

IP

呼び名:むきりん

基準値(単位):2.7~4.6(mg/dl)

簡単説明:カルシウムと一緒に検査することで、内分泌・骨の代謝異常の目安になります。

脂質検査

T-Cho

呼び名:そうこれすてろーる

基準値(単位):142~248(mg/dl)

簡単説明:動脈硬化の指標となります。

HDL

呼び名:えっちでぃえるこれすてろーる

基準値(単位):男性・38~90(mg/dl) 女性・48~103(mg/dl)

簡単説明:欲に言う善玉コレステロールで、動脈硬化を予防します。

LDL

呼び名:えるでぃえるこれすてろーる

基準値(単位):65~163(mg/dl)

簡単説明:欲に言う悪玉コレステロールで、高くなると動脈硬化や心臓病になる危険性があります。

TG

呼び名:ちゅうせいしぼう

基準値(単位):男性・40~234(mg/dl) 女性・30~117(mg/dl)

簡単説明:効率的なエネルギー源で、高くなりすぎると肥満や脂肪肝になります。

心臓検査

CK

呼び名:くれあちにんきなーぜ

基準値(単位):男性・59~248(U/l) 女性・41~153(U/l)

簡単説明:筋肉の中にある酵素で、筋肉の細胞がこわれると高くなります。また、激しい運動をした後も高くなることがあります。

CK-MB

呼び名:しーけーえむびー

基準値(単位):~20(U/I)

簡単説明:心筋梗塞で高くなります。

NT-ProBNP

呼び名:えぬてぃーぷろびーえぬぴー

基準値(単位):125以下(pg/ml)

簡単説明:心臓に負担がかかっていないかどうかの目安になります。

Trop-I

呼び名:とろぽにんあい

基準値(単位):26以下(pg/ml)

簡単説明:心臓の筋肉がこわれた時に高くなります。

糖尿病・全身検査

CRP

・呼び名:しーはんのうせいたんぱく

・基準値(単位):~0.14(mg/dl)

・簡単説明:炎症反応がある時に高くなります。

TP

・呼び名:そうたんぱく

・基準値(単位):6.6~8.1(g/dl)

・簡単説明:血液に含まれるタンパク質の総称で、栄養状態をあらわします。

ALB

・呼び名:あるぶみん

・基準値(単位):4.1~5.1(g/dl)

・簡単説明:全身の栄養状態や肝臓の障害の目安になります。

BS(血糖)

・呼び名:けっとう

・基準値(単位):73~109(mg/dl)

・簡単説明:脳のエネルギー源として大切な成分です。糖尿病などで高くなります。

HbA1c

・呼び名:へもぐろびんえーわんしー

・基準値(単位):4.9~6.0(%)

・簡単説明:過去1カ月から2か月の血糖の状態がわかります。

乳酸

・呼び名:にゅうさん

・基準値(単位):4.0~16.0(mg/dl)

・簡単説明:血液の循環不全や糖代謝障害の時に高くなります。

ケトン体

・呼び名:けとんたい

・基準値(単位):28~120(μmol/l)

・簡単説明:糖尿病・嘔吐・下痢などで高くなります。

血球検査

WBC

呼び名:はっけっきゅうすう

基準値(単位):3.3~8.6(10^3)

簡単説明:炎症や細菌感染で高くなります。

RBC

呼び名:せっけっきゅうすう

基準値(単位):男性・4.35~5.55(10^6) 女性・3.86~4.92 (10^6)

簡単説明:赤血球の数をあらわします。また、貧血の時に低下します。

HGB

呼び名:へもぐろびんのうど

基準値(単位):男性・13.7~16.8(g/dl) 女性:11.6~14.8(g/dl)

簡単説明:酸素を体に運んでいる目安になります。また、貧血の時に低下します。

HCT

呼び名:へまとくりっとち

基準値(単位):男性・40.7~50.1(%) 女性・35.1~44.4(%)

簡単説明:血液中の赤血球の割合をあらわします。また、貧血の時に低下します。

PLT

呼び名:けっしょうばんすう

基準値(単位):158~348(10^3)

簡単説明:血小板の数をあらわします。多くても少なくても血液が止まりにくくなります。

終わりに

基準値はあくまでの基準であって、簡単説明以外にも様々要因によって基準値の範囲に入らないことがあります。また、採血項目だけで病気が確定するわけでもありませんので、医師からの説明をよくお聞きください。

 

 

 

 

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