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骨密度検査で骨折しやすいかわかる?

 
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あなたの骨は丈夫でしょうか?

カルシウムをキチンと摂取していますか?

知らないうちに骨粗鬆症(ほねそしょうしょう)になっているかも知れません。

 

というわけで今回は、骨密度検査にズームインしてみました。

この検査は、診療放射線技師が行う検査ですが、当院の診療放射線技師に情報を仕入れてきました。また、管理栄養士からも食事について情報を仕入れてきました。

ちなみに、診療放射線技師とは簡単にいうとレントゲン技師のことで、正式名称が診療放射線技師となります。

骨密度検査とは

骨密度検査とは、簡単にいうと骨の丈夫さを調べる検査です。骨はカルシウムなどのミネラルからできていますが、その量を放射線で測定します。

骨粗鬆症とは、簡単にいうと骨の量が減ってしまい、いわゆるスカスカ状態になったことをいいます。

骨粗鬆症になると当然骨折しやすくなりますので、この骨密度検査で骨の状態を調べることが予防法の1つといっても良いと思います。

また、骨密度は年々変化しますので、年ごとを比較するためにも同じ施設での検査をお勧めいたします。

 骨粗鬆症になりやすい人とは?

骨粗鬆症になりやすい人は、ズバリ生活習慣の乱れている人です。不規則な生活をしている人・栄養バランスの悪い人・運動をほとんどしない人・大量にアルコールを飲む人・喫煙をする人などです。

また、男性より女性に多いです。女性はもともと男性より骨の量が少ない上に、閉経後からくるホルモンバランスの乱れにより骨の密度がさらに低下してしまいます。

あと、糖尿病・甲状腺の病気・関節リウマチ・ステロイドを飲んでいる人・加齢・遺伝などがあげられます。

骨密度検査の種類とは?

骨密度検査には、X線で測定する方法と超音波で測定する方法がありますが、一番感度の良い方法はデキサ法です。

デキサ法とは、「骨粗鬆症診断のガイドライン」でも推奨されている方法で、腰椎と股関節(大腿骨頸部)を2種類のX線を使用して透過率の差から骨密度を測定します。

検査を受ける時には?

検査を受ける時には診療放射線技師から説明がありますが、他のレントゲン検査と同じで貴金属類などはX線に写ってしまいますので外していただきます。

たとえば、ボタン・ベルト・湿布・エレキバン・カイロなどがこれにあたります。また、当然ながら腰椎や股関節の手術をされて金属が体内にある人は検査できないこともあります。

骨密度検査の手順とは?

骨密度検査の手順は以下のようになりますが、痛くもかゆくもなく、ジッと動かないようにするだけです。また、胸のレントゲンのような息止めの必要ありません。

  1. まず、更衣室で検査着に着替えていただきます。この際、上記のような検査に影響を与えるものをはずしていただきます。
  2. 検査台(ベット)に寝ていただきます。
  3. 測定するために位置決めをします。
  4. 測定を開始します。検査の間は、体を動かさないようにします。
  5. 腰椎と股関節の撮影をして10分程度で終わります。

測定結果の評価について

骨密度検査の評価は、「FYAM」というもので評価を行います。これは、「Young Adult Mean」を略したもので日本語では「若年成人平均値」といっています。

具体的には、健康な人(20~44歳)の骨密度を100%とした場合に、あなたの骨密度が何%になるかを表した値になります。

診断基準は、80%以上が正常、70~80%未満が骨量低下で食事療法や運動療法の開始、70%未満が骨粗鬆症で治療開始になります。(骨折がない場合)

また、施設により報告形式は異なりますが、当院では「若年成人の平均骨密度と比較すると、〇〇(%)に相当します」と解析結果に記載されます。

血液検査でもわかる?

骨は吸収と形成を繰り返しますので、血液検査や尿検査から調べる方法もあります。また、これらの検査は骨粗鬆症と他の疾患を区別するために検査されることもあります。

骨吸収マーカーとして、DPD(尿)・NTX(血液、尿)・CTX(尿、血清)・TRACP-5b(血液)があります。

骨形成マーカーには、BAP(血液)・ucOC(血液)・IntactP1NP(血液)があります。

骨吸収マーカーで高値になった方は、骨密度の低下が早く骨折しやすくなります。

強い丈夫な骨のためにできることは?

 

強い丈夫な骨のためにできることには、2つあります。1つはバランスの良い食事です。そして、もう1つは運動です。

バランスの良い食事

強い丈夫な骨のためには、当然ながらバランスの良い食事です。中でもカルシウム・ビタミンD・ビタミンK2が必須となります。カルシウムはビタミンDと一緒に摂取すると効果がupします。

カルシウムを多く含む食品で食べてほしい物は、牛乳・乳製品・小魚・小松菜などです。

ビタミンDを多く含む食品で食べてほしい物は、さけ・うなぎ・さんま・椎茸・きくらげなどです。

ビタミンK2を多く含む食品で食べてほしい物は、納豆・ボウレン草・ブロッコリー・ニラ・キャベツなどです。

ビタミンDの産生には、紫外線の問題もありますが太陽に浴びることが必要となります。

適度な運動をしょう

運動は、すべての病気の予防に大切といっても過言ではありません。骨粗鬆症も運動不足から骨量が低下して発症することもあります。そのため、ウオーキングやランニングで体を動かしましょう。

運動することで普段は使わない骨を使いますので、骨量低下を防ぐ方法の1つになります。

まとめ

骨密度検査は、大きく分けてX線検査と超音波検査に分けられます。超音波検査は、X線を使用しないので被ばくすることもありませんが、私は、X線を使ったデキサ法をお勧めいたします。

なぜなら、一番感度がよく骨密度を正確に表すからです。

骨量を増やす方法は、バランスの良い食事と適度な運動をすることです。

最後に、定期的に骨密度検査を行い、骨粗鬆症を予防しましょう。

 

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