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アトピー性皮膚炎は早期治療で良くなる!?

2018/10/08
 
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日本では約5~20%のお子さんがアト ピ ー性皮膚炎であると言われています。そのうちの80%のお子さ んは軽症ですが、入院加療が必要な重症のお子さんもいます。

重症度に関わらず、早めの適切な治療を行うことで、成人になるまでにアトピー性皮膚炎をよくすることも可能になります。

では、アト ピー性皮膚炎の症状や原因、治療についてご存知でしょうか?

アトピー性皮膚炎の症状とは?

まず症状は、かゆみのある湿疹が左右対称にできることが不可欠です。湿疹の種類は赤いもの、 ジュクジュクしたもの、カサカサしたものなど 色々あります。

年齢によって湿疹ができる場所も異な り 、乳児では顔全体や手足の外側に、幼児から小学生は耳の下、首、肘の内側や膝の裏側に多く見 られるようです。

これらの湿疹が6か月以上(乳児では 2か月以上)長期に続くと 、アトピー性皮膚炎と診断されます。

アトピー性皮膚炎の原因とは?

次に原因ですが、アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚のバリア機能が低下して 、様々な刺激によって湿疹ができやすくなっています。

刺激となる物質も一つではなく 、ダニやホコリ 、汗、汚 れ、動物のフケ、花粉などさまざまで、採血でアレルギー検査を行いますが、原因を特定することが出来ないこともしばしばあります。

このアレルギー検査は、だいたい翌日には結果がわかります。

アトピー性皮膚炎の治療とは?

最後に治療ですが、大きな3本柱があり 、①原因物質の除去、②ステロイド外用薬を中心とした薬の治療、③毎日のスキンケアです。

原因物質の除去について

原因物質の除去に関しては前に述べたように、原因の特定は難しいこともありますが、ダニやホコリに関してはしっかり掃除をする、ぬいぐるみを置かないなど 、 日常生活で対策を取ることも可能です。

ステロイド外用薬について

ステロイド外用薬に関しては、治療の中心的な役割になりま す。例えば、湿疹を火事に例えると 、ステロイドは消火活動になります。

数日で湿疹がよくなってきたと思い、ステロイドの使用を中止してしまうと 、くすぶっていた火がまた燃え始め、湿疹の増悪を繰り返すことになります。

なので、しっかりと火が消えてしまうまではステロイドを使用し続けることが大切で重要です。

また、火が消えてしまった後も 、再度火事が起こらないように毎日保湿剤を使用して、皮膚のバリアを強化させて、丈夫な皮膚を作る必要があります。

1週間に1~2回定期的にステロイドを塗ることも予防となり 、その程 度であれば長期間ステロイドを使用しても副作用が起こらないことが確認されています。

どのような強さのステロイドを、どのくらいの期間使用するかは、かかりつけの先生と相談することが大切です。

アトピー性皮膚炎のスキンケアについて

最後にスキンケアですが、大事なポイントは石鹸を使って素手で優しく洗い、洗った後は、早めにたっぶりと薬を塗ることです。

薬の適切な量は薬の剤形で異なります。

軟膏やクリームの場合には

軟膏やクリームは、指先の第1関 節分の量(約0.3~0.5g)が大人の両手のひらの面積分に相当します。 1歳児で全身に湿疹がある場合は1回で5gほど使用し 、結構べっとりした量になります。

軟膏容器の場合には

軟膏容器の場合は、小さじ1杯が約4gと考えてください。

ローションの場合には

ロ ーションの場合は1円玉の大きさの量が、大人の両手のひらの面積分に相当します。

まとめ

アトピー性皮膚炎の症状は、かゆみのある湿疹が左右対称にできることが不可欠で、原因は皮膚のバリア機能が低下して 、様々な刺激によって湿疹ができやすくなっていることにあります。

治療には、原因物質の除去、ステロイド外用薬を中心とした薬の治療、毎日のスキンケアが重要です。

アトピー性皮膚炎を正しく理解して、早めの治療で予防していきましょう。

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