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冷湿布と温湿布ってどっちを使えばいいの?

 
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採血をしていると患者さんからよく質問されますが、最近では「湿布は冷たいのと温かいのとどう使い分けるんですか」と聞かれました。

私は臨床検査技師、その領域は理学療法士なんです。理学療法士に聞いてくださいとも言えず、「すいません、勉強不足で調べておきますネ」と答えてしまったのです。さぁ、大変です。次回来院するまでに勉強しなくては・・。

そういえば、湿布には冷たい湿布と温かい湿布がありますが、使い分け方なんか気にしたことはありませんでした。

そこのあなた!ご存知ですか?

当院の理学療法士にさっそく聞いてきました。

冷湿布と温湿布について

医師が湿布を処方する時には、冷やした方が良い場合と温めた方が良い場合があるため、ケガをした時期や今の状況を診察した上でどちらが良いのか選びます。

冷湿布と温湿布の違い?

冷湿布と温湿布の違いは文字通り冷やすと温めるなのですが、その違いはどこにあるのでしょうか?

以下のように冷やすと温めるとではそれぞれの効果があり、その時の状態で使い分けをします。

冷湿布について

ケガをした時には、まず冷やします。

捻挫や骨折などの場合に多く使われますが、その方法にはアイスパックや氷水などがあります。

冷湿布の効果について

  • 急性の痛みをやわらげる。
  • 痛み、腫れ、赤み、発熱などの炎症を抑える。
  • むくみ(浮腫)を抑える。

温湿布について

温湿布の方法には、ホットパック、マイクロウェーブ、赤外線、超音波、渦流浴などがあり、温めたい場所でそれぞれを使い分けます。

温湿布の効果について

  • 慢性的な痛みをやわらげます。
  • 硬くなった筋肉や張りをやわらげます。
  • 血流を改善します。

RICE処置について

ケガをしてすぐの対処法として、RICE処置という方法があります。

RICE処置とは、

ケガをしてすぐに行う処置のことで、Rest(安静)・lcing(冷却)・Compression (圧迫)・Elevation(拳上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置と呼びます。

Rest(安静)について

Rest(安静)とは、まず激しい運動をやめます。ケガをしてすぐに、体内で痛めた場所の修復が行われます。しかし、ケガをした時に安静にしないで運動を続けるとさらに症状が悪くなる危険性があります。

そのため、ケガをした時には安静にすることが一番大切になります。

lcing(冷却)について

lcing(冷却)とは、痛めた場所を冷やすことで痛みをやわらげることができます。また、ケガをした時には血管が縮むことで痛みや腫れ、赤み、発熱などの炎症を最小限にすることができます。

Compression(圧迫)について

Compression(圧迫)とは、ケガをした部分を適度に圧迫することで炎症や腫れ、出血を最小限にコントロールすることができます。

Elevation(拳上)について

Elevation(拳上)とは、患部を心臓よりも高い位置に上げることで重力を利用して出血を抑えて、腫れを早く引かせることができます。

関連痛について

以上のように様々な処置がありますが、これらはあくまでも症状に対する処置であって、症状の原因を治療しているわけではありません。

また、その原因は1つだけではなく「関連痛」というものがあり、痛みがある部分が悪いのではなく、遠く離れた部分が悪くて痛みが出る場合があります。その中には、内臓の病気も隠れている場合もありますので注意が必要です。

まとめ

一般的にケガをした場合にはすぐに冷やすことが必要で、腫れや熱が引いた後には温めることが重要になります。

しかし、他の場所が原因で痛む関連痛のこともあるため、一概に冷やしたり温めれば良くなるというものではありません。

症状が長引く時には、専門医や理学療法士にご相談することをお勧めいたします。

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